篠崎 朝倉

スピリッツ類

明治期に化学者、実業家として日米で活躍した高峰譲吉氏は、麹を用いた醸造法を改良し、この高峰式麹醸造法を用いて、バーボン全盛の19世紀後半の米国で麹ウイスキーを売り出そうとした。

高峰譲吉博士の功績は詳しくはWikiを参照していただきたいですが、ノーベル賞を取ってもおかしくない、しかも医学、生理学、化学という複数の分野に及ぶ業績を残しています。

そんな彼が米国で成し遂げようとした酒造事業は現地の酒造業者の反発により頓挫しましたが、それを現代に再現する試みで生まれたのが、篠崎朝倉です。

味は結局は麦焼酎ベースですので、好みは分かれるところですが、軽快にウイスキー要素を含んだ焼酎を飲みたいという層には支持される内容です。

バーボン樽で8年以上熟成。

焼酎の軽やかさに、バーボン樽由来のバニラ感と穀物の甘さが微かに加わり、ストレートからハイボールまで楽しめる味になっています。

個人的にはロックが一番角がなく良いかと。

見方によれば、中途半端でウイスキー風味な麦焼酎、樽感が少ないウイスキーとも言えますが、軽やかに酒を楽しむという視点ではありな一品です。

他にシェリーカスク、ブランデーカスク、サクラカスクという派生品がありますが、機会があれば個別に紹介いたします。

500ミリ3000円台なので、実質的にスコッチシングルモルト12年物とほぼ同価格となるので、コスパ的には疑問点もありますが、柔らかいその味は試す価値はあると思います。

コメント

トップへ戻る
タイトルとURLをコピーしました